熊本の大地震により、熊本城にも石垣の崩落など大変な損害が生じています。
熊本城は扇の勾配といわれる独特な石積が特徴です。また、城の建造物も明治初期の西南戦争による火災の時まで天守閣をはじめ、かなりの建物が残っており、焼失前の記録をもとに、近年、本丸御殿の一部が再建されています。御殿内には、「昭君の間」という豪華な1室があり、1説では、加藤清正が豊臣秀頼公を迎えるため、御座の間として作ったとの言い伝えもあります。本丸御殿は、このほかにも再建計画があったようですが、今回の震災で、石垣や屋根瓦の滑落などの被害が強く、まず原状復帰をさせることが先決となります。再建本丸御殿にも行ってきたのですが、なぜか写真がありませんでした。ご興味のおありになる方は、ネット検索してみてください。震災地域の復興をお祈りいたします。