新型コロナウイルス感染が問題となったのは、中国の春節、感染乗客を乗せたクルーズ船の横浜入港が2月初旬で、そこから2ヶ月が経過しました。2月は空港、港湾での旅行者の出入国対策が主たる問題でした。3月に入ると当初のクルーズ船の感染者とのつながりが不明な感染例やクラスター感染が増加しました。4月に入り経路不明の感染例が急増してきました。市中には、すでに多数の無症状の感染者が存在すると考え行動しなくてはいけない状況となっています。
整形外科では、発熱や咳、呼吸困難など感冒様症状の患者様が来院することはありませんが、院内での感染が起こる可能性は否定できません。
上記の様な現状をかんがみ、当院では必要かつ有効と考えられる施策をすでに実行しています。目に見えるものとして、
- 1 . 職員及び来院患者様の非接触型体温計による体温チェックを行う。
- 2. 待合室、診察室の椅子の間隔を広げる。
- 3. 診療室での対面、会話時間を短縮するため、診断に必要とされる項目を院長は簡潔に質問し、患者様には簡潔にお答えいただく。
- 4. リハビリ室でのセラピストへの質問とセラピストからの回答も簡潔に合計で2−3分位内に済ませる。
- 5. 患者様の院内での滞在時間を短縮するため、当面の間は予約外の当日受診でも、待ち時間が長くなると考えられる場合は、同日または後日に時間予約をしていただく。
- 1ヶ月前とは状況が異なっておりますが、ご了解いただけると幸いです。
感染者数の増加が、急激になっており、今後さらなる対応を急に行う可能性があります。